Noireの日常散財記

ゲームと音楽が趣味の20代会社員の散財記録です

所有機材レビュー【Shunyata Research Python Helix CX】

みなさんこんにちは。

 

今回は私が生涯買い換えないであろう電源ケーブルをご紹介します。

 

ご存じの方は少ないかもしれませんが、アメリカの名門オーディオケーブルブランド、『Shunyata Research』というメーカーの10年ほど前の商品である、『Python Helix CX』をご紹介します。

この商品は同社の中のミドルエンドに位置する電源ケーブルではありますが、その音は国産にはない独特の魅力にあふれています。

Shunyata Research Python Helix CX

 

※画像を見てわかる通り極太であるShunyataのケーブルは内部を配線同士が相互に接触しない特殊な構造を取っているため、日本ではPSE法により販売や輸入ができなくなっていますが、現在では太陽インターナショナルさんで取り扱いが始まったようで、電源ケーブルは補修パーツとして取り扱っています。

 

さて、このケーブルについてですが、とにかく音がいいです。

PSEにより日本では販売できないケーブルですが、自己責任でebayで個人輸入できます。

私は2017年に260ドルでアメリカから個人輸入しましたが、税関で課税されて送料含めて結局5万円以上払いました。

 

この商品の特徴は何と言ってもアンプに繋いだときの空間表現とエネルギー感です。

現在L-505uXに繋いで使用していますが、この商品を購入する前はLUXMANの純正電源ケーブルJPA-10000のiなしモデルを使用していました。

JPS-10000も付属品とは思えないクオリティの素晴らしいケーブルではあるのですが、Python Helix CXに変えた瞬間驚きました。

 

奥行きと横の空間が段違いに広がったのです。

その他にも低域の量感も増え、女性ボーカルに色気も出ました。

 

電源ケーブルというのは変化が大きすぎるため、好みに合わない場合はかなり苦手な音になることもあるのですが、この商品には大満足です。

見た目とは裏腹にとても軽くて取り回しもいいので、誰にでも勧められます。

 

ただ一つ注意しなくてはならないのが、DACなどの上流に使用するともやがかかったような眠い音になりますので、上流ではなく下流のアンプなどに使用するといいと思います。

また、内部の線を中空で保持するためにプラスチックのリングのようなものを使用しているため、足で踏みつけるとおそらくリングが破損して本来の性能を発揮できなくなるおそれがありますので絶対にふまないように気をつけてください。

(このような変態ケーブルをわざわざ個人輸入する人がいるかはわかりませんが・・・)

 

現在でもebayにはそこそこ出品されるメーカーのため、こまめにチェックしていると購入できるかもしれません。

 

駄文レビュー失礼しました。